【完】恋のおまじないNo.1
「カズマ、宇佐美とどういう関係?」
驚いた顔で、紫藤くんがあたしたちを見比べる。
あたしたちが幼なじみだって、きっと知らないよね。
ここから説明しなきゃいけないのに、カズマがとんでもない行動にでた。
あたしを抱えこむようにして、ぎゅっとする。
ええっ!?
「マジかよ…カズマって西内と付き合ってるんだよな。まさか二股?」
「まさか。こいつとは、小さいころから仲良くて。妹みたいな…存在?」
妹っ。
あたしのこと、そんな風に思ってくれてたんだ…。
嫌そうな顔をすることもあるし、もしかしたらあたしのこと嫌いなのかな?って思ってた。
よかった、カズマがあたしを嫌ってなくて。
驚いた顔で、紫藤くんがあたしたちを見比べる。
あたしたちが幼なじみだって、きっと知らないよね。
ここから説明しなきゃいけないのに、カズマがとんでもない行動にでた。
あたしを抱えこむようにして、ぎゅっとする。
ええっ!?
「マジかよ…カズマって西内と付き合ってるんだよな。まさか二股?」
「まさか。こいつとは、小さいころから仲良くて。妹みたいな…存在?」
妹っ。
あたしのこと、そんな風に思ってくれてたんだ…。
嫌そうな顔をすることもあるし、もしかしたらあたしのこと嫌いなのかな?って思ってた。
よかった、カズマがあたしを嫌ってなくて。