【完】恋のおまじないNo.1
おまじないの効果
sideゆめ
急いで隣のクラスに向かった。
5組の入口に、桃ちゃんが立っている。
桃ちゃんはあたしを見ると、泣きそうになっている。
「どうしたの!?」
駆け寄り、顔をのぞき込んだ。
「紫藤くんと…話せた。嬉しいよぉ…これも、宇佐美さんのおかげ」
俯き、両手を顔にあててシクシクと泣き出してしまった。
「話せてよかったね!!あたしはなにもしてないよ。ゆめちゃんが頑張ったんだよ」
背中に手を置き撫でるようにする。
「おまじないのおかげなの。20分ぐらい前、宇佐美さんが教えてくれたようにしたの。
それで、ハンカチを教室に忘れたことに気づいて戻って来たら、紫藤くんがいて…」
そうだったんだ!?
もう、おまじないは終わってたんだね。
急いで隣のクラスに向かった。
5組の入口に、桃ちゃんが立っている。
桃ちゃんはあたしを見ると、泣きそうになっている。
「どうしたの!?」
駆け寄り、顔をのぞき込んだ。
「紫藤くんと…話せた。嬉しいよぉ…これも、宇佐美さんのおかげ」
俯き、両手を顔にあててシクシクと泣き出してしまった。
「話せてよかったね!!あたしはなにもしてないよ。ゆめちゃんが頑張ったんだよ」
背中に手を置き撫でるようにする。
「おまじないのおかげなの。20分ぐらい前、宇佐美さんが教えてくれたようにしたの。
それで、ハンカチを教室に忘れたことに気づいて戻って来たら、紫藤くんがいて…」
そうだったんだ!?
もう、おまじないは終わってたんだね。