【完】恋のおまじないNo.1
決まって、看病するのはカズマの役目なんだ。
「ううっ…なんかカズマの匂いがする。くさ…」
「首絞めるぞ」
「わあっ。冗談だよ、いい匂い~」
カズマは中学のときからおしゃれに気をつかっていたけど、高校生になったら更に香水までつけるようになった。
普段つけている香水が、マフラーにしみついている。
はやりの髪型だったり、制服を着崩してみたり。
カノジョができたりと、ちょっとずつ大人の階段をのぼっている。
それに反してあたしは…。
「ううっ…なんかカズマの匂いがする。くさ…」
「首絞めるぞ」
「わあっ。冗談だよ、いい匂い~」
カズマは中学のときからおしゃれに気をつかっていたけど、高校生になったら更に香水までつけるようになった。
普段つけている香水が、マフラーにしみついている。
はやりの髪型だったり、制服を着崩してみたり。
カノジョができたりと、ちょっとずつ大人の階段をのぼっている。
それに反してあたしは…。