野崎兄弟のThousand Leaves(あかねいろ Thousand Leaves!番外編)
スマホを出して、優斗に見せた。
優斗がスマホに手を伸ばした。
寸前で取り上げる。
「今は、僕と付き合ってる」
予想以上の反応が返ってきた。
まだ片付いてないテーブルを乗り越えて、優斗がつかみかかって来た。
その手を払って、捻り上げた。
「誕生日、一緒に過ごしたことないだろ」
「てめええええ!!」
「クリスマスも、バレンタインも」
「ふざっっっっけんなああっ!!」
捻りあげられてるのに、優斗は体重を移動させる。
テーブルから更に物が落ちる。
すごい馬鹿力。
母さんが怒鳴った。
「私、世良さんの家に行ってるから!」
「てめぇぇぇ!!信じらんねぇ!!」
「総史!ぜったいに勝ちなさいよ!」
当然。
こんな単純攻撃しかしてこない奴に、負けるわけない。
こっちだって、全国大会の常連なんだから。
優斗がスマホに手を伸ばした。
寸前で取り上げる。
「今は、僕と付き合ってる」
予想以上の反応が返ってきた。
まだ片付いてないテーブルを乗り越えて、優斗がつかみかかって来た。
その手を払って、捻り上げた。
「誕生日、一緒に過ごしたことないだろ」
「てめええええ!!」
「クリスマスも、バレンタインも」
「ふざっっっっけんなああっ!!」
捻りあげられてるのに、優斗は体重を移動させる。
テーブルから更に物が落ちる。
すごい馬鹿力。
母さんが怒鳴った。
「私、世良さんの家に行ってるから!」
「てめぇぇぇ!!信じらんねぇ!!」
「総史!ぜったいに勝ちなさいよ!」
当然。
こんな単純攻撃しかしてこない奴に、負けるわけない。
こっちだって、全国大会の常連なんだから。