野崎兄弟のThousand Leaves(あかねいろ Thousand Leaves!番外編)
「死ぬかもよ」って…なに?
意味が分からない。
病気、治ったんじゃねーの?
今も具合悪そうなときはあるけど、だってオレより学校来てんじゃん…
死なないよ。
茜がそんな、死ぬはずない。
電車に揺られながら、茜のブログを開いた。
俺と出会う前の日記から開いた。
手が震えてきた。
そこにあったのは、地獄だった。
…ウソだ。
いつの間にか足が学校に向かっていた。
もう授業は終わってる。
だけど、やっぱり茜はいた。
「今ぐらいに来る意味ある?」
あきれたように茜が言う。
顔が見られない。
茜の近くに座った。
「茜の家、遠くない?」
「は?」
「お前の親父さん、なにしてる人?」
「うちの?うちの親父?」
「…うん」
「うちの親父は…公務員だけど」
そうなんだ。
公務員…
「ていうか、警察官」
「警察官?」
「ていうか、刑事」
「刑事!?」
茜がうなずいた。
刑事…
すっげぇ納得…
「オレのこと、どう思うかな…」
「刑事が?サーファーを?好きなわけないじゃん」
「ええ~?」
「アンタ、刺青入ってんじゃん」
「え、え、ダメ!?」
「ダメに決まってんじゃん」
やべぇ。
月末の予約…
ああ~~マジかぁぁ~~超楽しみにしてたのに!
意味が分からない。
病気、治ったんじゃねーの?
今も具合悪そうなときはあるけど、だってオレより学校来てんじゃん…
死なないよ。
茜がそんな、死ぬはずない。
電車に揺られながら、茜のブログを開いた。
俺と出会う前の日記から開いた。
手が震えてきた。
そこにあったのは、地獄だった。
…ウソだ。
いつの間にか足が学校に向かっていた。
もう授業は終わってる。
だけど、やっぱり茜はいた。
「今ぐらいに来る意味ある?」
あきれたように茜が言う。
顔が見られない。
茜の近くに座った。
「茜の家、遠くない?」
「は?」
「お前の親父さん、なにしてる人?」
「うちの?うちの親父?」
「…うん」
「うちの親父は…公務員だけど」
そうなんだ。
公務員…
「ていうか、警察官」
「警察官?」
「ていうか、刑事」
「刑事!?」
茜がうなずいた。
刑事…
すっげぇ納得…
「オレのこと、どう思うかな…」
「刑事が?サーファーを?好きなわけないじゃん」
「ええ~?」
「アンタ、刺青入ってんじゃん」
「え、え、ダメ!?」
「ダメに決まってんじゃん」
やべぇ。
月末の予約…
ああ~~マジかぁぁ~~超楽しみにしてたのに!