ろうそくが灯る日に
「じゃあまずレントゲンをとりましょう。」
「はい。」
~~~~~~~~~~~~~~~
「原野さんだけ来てください。」
「は、はい。美紅。待っててね。」
「うん。」
「江口さんは病気でいつ亡くなるか分からないじょうたいです。」
「えっ?!なおすことはできますか?」
医師は首を縦にはふらなかった。
横にふった。
「そ、んな…。今日までに気づくことはできなかったんですか?!」
「……。江口さんには言っておりません。」
「……分かりました。こんなとこでわめいてる暇はありません。さようなら。」
「さようなら……。」
「優くん遅いよ~!何話してたの~?」
「まぁね!美紅が可愛いって話!」
「そうなんだ!あはっ。」
「よし!帰ろう!」
「はい。」
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「原野さんだけ来てください。」
「は、はい。美紅。待っててね。」
「うん。」
「江口さんは病気でいつ亡くなるか分からないじょうたいです。」
「えっ?!なおすことはできますか?」
医師は首を縦にはふらなかった。
横にふった。
「そ、んな…。今日までに気づくことはできなかったんですか?!」
「……。江口さんには言っておりません。」
「……分かりました。こんなとこでわめいてる暇はありません。さようなら。」
「さようなら……。」
「優くん遅いよ~!何話してたの~?」
「まぁね!美紅が可愛いって話!」
「そうなんだ!あはっ。」
「よし!帰ろう!」