幼なじみと甘いキス♡
「えー、黒木と白石の二人には放課後各クラスの実行委員でミーティングをしてもらう。くれぐれも遅れたりするなよ。」
そう言って、黒板の字も消さず、先生は去っていく。
はぁ…ホント最悪…。なんで私が実行委員にならなきゃいけないのよ…。
そう思っていると、海斗が声を掛けてくる。
「あんだよ、何か文句でもあんのか?」
と、不機嫌な様子で私に問う。
こいつ、ホントにわかってないの!?信じらんない…!
私は呆れた様子で海斗を見て聞く。
「ちょっと!なんで私を実行委員にしたのよ!人をまとめるの苦手だって知ってるでしょ!?」
大声で言うが、周りはガヤガヤうるさいのでその大声は周りにかき消される。
「だっておもしろそーじゃん?」
ニッと口角をあげ、またしても悪戯な笑みを浮かべる。
「海斗ぉぉぉ…あんたねぇ…!」
「まぁそう怒んなよ。俺と実行委員になれるなんて滅多にねーぞ?」
そりゃそうだ。実行委員なんてめんどくさいこと、海斗がやるはずがない。なのになんで今回に限って…。
私はもうため息を吐くしかなかった。
「あ、そーいやアレまだだったな」
「アレ?」
私が首を傾げていると、海斗が私の背後に回る。
「ち、ちょっと海斗何を…きゃあ!」
その途端、海斗は私のスカートを捲る。
「おおー今日は白かぁ♡白は清潔でいいぜ♡」
そう、アレとは私のパンツの色チェック。海斗はいつも隙をみては、私のスカートの中を覗く。
「もう!いい加減にしてよね!!」
「いーじゃねーかパンツぐらいよー」
「なんですってーー!!??」
と、いつもの鬼ごっこが始まる。