幼なじみと甘いキス♡

会議室のドアを勢いよく開けると、既にB組からF組までの実行委員は揃っていた。

「すみません遅れました…!」

私は息を切らせながら言った。海斗は相変わらずムスッとした表情である。

「今後は遅刻しないよう気をつけてくださいね。」

担当の先生が優しく言った。

さっきみたいな厳しそうな人じゃなくてよかったぁ…。


そして、私たちが席に着くと、早速色々な資料を配られた。


そういや実行委員って、しおりとか作んなきゃいけないんだよね…?


私は資料を一通り見た後、実行委員の大変さを実感した。海斗の顔を横目でちらっと見ると、やはりめんどくさそうな表情を浮かべていた。
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