幼なじみと甘いキス♡
「えー、資料の説明は後にするとして、最初に自己紹介してもらおうかな。」
と、先生が淡々と言う。
えー!ここでもしなきゃいけないのー!?
私はガックリ肩を落とした。
「じゃあ、A組から順番にしてもらおうかな。」
A組からって…私たちじゃん!!やばいよー!
と、いろいろ思っている間に隣にいた海斗が立ち上がる。
「黒木海斗。よろしく。」
それだけ言うと、さっき教室でしたようにすぐに席に座る。
教室と全く一緒じゃん…!
と、私が呆れていると、
「じゃあ次、隣の女の子。」
「は、はいっ!!」
私はガタンっと大きな音を立てて勢いよく立ち上がった。
その途端、目の前がぐらんっとなる。
えっ…何…?なんか…目眩が…。
そう思った途端、私はその場に倒れこむ。
それに驚いてみんな私の元に駆け寄ってきた。しかし、その中でも海斗の姿だけなぜかはっきりと映る。
「結菜!結菜!!」
「かい…と…。」
そこで私の意識は途絶えた。