幼なじみと甘いキス♡
「私達何組?」
「A組だよ!」
愛莉は今まででないくらい興奮した声で言った。
「よし、じゃあ早速教室行こ?」
「うん!」
私達は1年A組の教室へと向かった。
教室に着くと、やっぱり既に何人か人がいて、ほとんど知らない人ばかりだった。
黒板を見ると席の場所が書かれていた。
「あー。席は離れちゃったね。」
「まぁ、仕方ないよ。」
「にしても、ここにもあんまりイケメンと呼べる人はいないわねぇ……。」
「愛莉……。」
モテるくせに!と、私は言いたかったが、ご機嫌なときに機嫌はあまり損ねたくないので、言うのを辞めた。
「でも、アタシ一番窓際の席だ。ラッキー♪」
「んー…私の席は……え?」