幼なじみと甘いキス♡
そして、次は海斗の番だった。海斗はめんどくさそうに立ち上がる。
「黒木です。よろしく。」
それだけ言うとすぐに座った。みんなはそれだけかよ!というように苦笑しながら拍手をしていた。
本当無愛想なんだから……。
私は窓の外を見つめる海斗を見ながらそう思った。
徐々に私の番に近づいていき、いよいよ私の番になった。だか、海斗の前の女の子に気を取られていたので、何も考えてなかった。
やばっ!何も考えてなかった!!えーと…何言おう?
あれこれ考えるが…。
「んじゃ次の人。」
そう言われ、結局何も考えつかないまま自己紹介することとなった。
ええい!ここは気合いだ!!
そう思い、勢いよく立ち上がる。
「し、白石結菜です。南中出身です。えーと…趣味は音楽を聴くことです。よろしくお願いします!」
言い終わると同時に私は座った。
よかった…。何とか言えた…。