【完】意地悪な彼氏
「キス…させてよ」
「〜〜///」
「ねぇ…仁菜。お前はわかってないんだよ」
「…え?」
「俺がどれだけ我慢してるか。俺がどれだけお前が好きか。
本当はキス以上のことしたい…」
「へぇっ!?」
「でも…今日はこれで我慢してやるよ」
紘くんはニヤリと笑ってそのまま…
「んぅ…っ、ひ…ひろ、くん」
「喋んな、しにくい」
それから私が気絶する寸前までキスの雨が降り続けた―――
意地悪な幼なじみ
全然ぎゅーもちゅーもしてくれないけど今日みたいな日がたまにあればそれだけで私は満足!
それに幼なじみのときみたいな日もたまには悪くない…かな?って
意地悪な恋人
全然好きって言ってくれないけどそんな時は私から言うよ
「ねぇ、紘くん」
「…なに?」
「大好きっ!」
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