武道女子と冷淡社長の嘘結婚





「あのー、そういう冗談で莉加を困らせないで貰えますか?あの犯人をやっつけたんですから…!」



「冗談ではない。
あのタブレットの中には、企業の新開発の特許や新しい企画かたくさん入ってある。
申し遅れたが、俺はこういう者だ」













スマホに写し出された、名刺みたいなもの。






そこには、日本全国、いや、世界にも大々的に知られて進出している有名な会社の名前と、





その隣には『代表取締役 社長』







し………社長…!!?














「あのタブレットに500億の価値があることを分かってくれたか?」

















黙って……首を前に振った。













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