紙飛行機~ラブレターの想い~


ねえ、神様。
この手紙をくれる人が、私の運命の相手なの?

もしそうなら、出会うきっかけをください。
今までは信じていなかった神様の存在も、運命の在処も、ぜんぶ信じるから。

だから.....ねぇ。
教えてよ。


もし会えたら、泣いていた理由教えてやってもいい、なんてことを、私は上から目線で思っていた。

でもきっと、言えない。

ただ思ってるっていうだけで、言うことはできないだろう。もし言えてたら、こんなに真っ黒な気持ちをひとりで抱え込んでいないよ。



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