紙飛行機~ラブレターの想い~


私はその紙飛行機を解体し、元の一枚の紙へと戻す。

好奇心でいっぱいの胸は、さっきからドキドキ鳴っている。


え......?


元の形に戻った紙。
それは、テストなんかじゃなかった。

それよりももっと大切なものだった。



「ラブレター?」



疑問形で言葉にしたが、実際見ればわかる。

これは正真正銘のラブレターだ。


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