俺様ホスト✕ 鈍感ガール
誤解から生まれた距離
お昼ぐらいには、
渉夢くんは帰ってきた。
「渉夢くん、
昨日と今日は色々ありがとう。」
「別に大したことじゃねーし
そんな気にすんな。」
渉夢くんは、優しい人だなぁ。
「んじゃ私は帰るね。」
「家まで送ってく。」
「いやいや、大丈夫だよ。
家ぐらい1人で帰れるし
渉夢くんは仕事まで
ゆっくり寝ときなよ。」
「わ…分かった。
んじゃ、きぃつけて帰れよ。」