双姫 Ⅰ
「あ…!」
『…よう、疾風。』
「蒼翔さん…。」
『固くなるな…『双覇』には手を出さない。
アイツらは…いやなんでもねぇ。
今日は歓迎会ありがとな。』
「いえ、楽しんで下さい。
これ、俺が作ったんですよ。食べて下さい!」
『え!?これ全部!!??』
「大変でしたよぉ…。」
テーブルに並べてある料理は
どれも美味しそうで食欲を掻き立てる。
目に止まった料理を口に運ぶ。
『美味っ!!!!』
「それは良かったです!!」
私は疾風が作った料理をひたすら食べまくった。