双姫 Ⅰ
「これは〜えっと蒼翔に……。」
「「「「「はぁ!?」」」」」
やっぱ驚くわな。
「どういう事か説明して貰えますか?」
「……実は………。」
それで俺らは昨日の出来事を全て話した。
「…つまりお前らは倉庫に
蒼翔を連れて行って歓迎会をした訳だ?
で、帰ろうとした時
蒼翔が電話に出て態度が変わった…。」
「そうです。」
「電話の相手は!?聞こえなかったの?」
「それは類が聞いてた。
確か『なおちゃん』だったよな?」
「あぁ、『なおちゃん』だった。」
「…おい、確かに『なおちゃん』だったのか?」
『天龍』が類に問い詰める。
「そ、そうですけど?」
「……クソッ…あの人が絡んでたか!」
「…あの人って??」
俺ら『双覇』は意味が分からないが
『神龍』全員は頭を抱えている。
「紘ぉ〜…どうすんの〜??」
「……ハァ…行くっきゃねぇだろ。」
「そうですね、行きましょう。」
「じゃあ、今から行こうよ!!」
『神龍』だけで話が進んで、終わった。