双姫 Ⅰ


『……紘にぃ…。』


後ろを振り向くと紘にぃ、『神龍』の皆。
そして『双覇』が揃ってた。


「また殴るのか?今度は理由も無しに。」


『……うるせぇよ…何しに来た『天龍』!
『双覇』まで連れて来やがって!』


ダァン!!


宙に浮いてた手を横に振り、
そのまま近くに立つ木に思いっきりブツけた。

その衝撃でハラハラと葉が舞う。


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