双姫 Ⅰ


「あぁ!!!!!!!!」


「「「「ビクッ!!」」」」


「ちょっと慧!いきなり叫ばないでよ!!」


「ビックリしたじゃんか!馬鹿!!」


「全く…少しは静かに出来ないんですか?」


「分かったぞ!!
アイツらが紘を探してんのは
朱音ちゃんが関係してんじゃねぇーのか!?」


「そういえば紘!
朱音って蒼翔としてこの学校に転校したって!
しかも男装で!!目をつけられたの!?」


「…そーいう事かよ。
今からその話をしようとしてたんだ。」


「紘、詳しく話して下さい。」


「分かった、全部話す。」


俺は包み隠さず全て話した。


< 57 / 463 >

この作品をシェア

pagetop