魔王vs神王→私!?
最悪の未来を想像して、思わず震えた
今すぐにでもこの部屋から出て、奏くんがなにをしているのか知りたい
でも、動かない体は今、力が抜けてしまってついにベッドに倒れこんだ
かろうじて動く頭をドアに向けると、丁度奏くんが帰ってきたところだった
「結莉先輩。もう薬が効いてきたんですか?」
・・・薬・・・・
黒地だからこそわかる、べっとりと何かが付着した奏くんの服
それは、きっと・・・コウくんの・・・