魔王vs神王→私!?
「大丈夫ですよ。ちょっと準備のために眠ってもらうだけです」
そう言いながら奏くんは棚の中から、なにか鉄製の物を取り出した
「これは、ドアにつけるための物です
結莉先輩がこの部屋から逃げられないように」
そう言って笑うと、今度はクローゼットから黒いミニドレスを取り出した
下着を隠すつもりがなさそうな、スカート丈
「これは、結莉先輩が着るものです。
絶対に似合いますよ」
その二つを近くにあったテーブルに置き、奏くんはこっちに向かって歩いてきた
「僕、結莉先輩がいなかったら、死んじゃうかもしれません
・・・それくらい、好きなんです」