魔王vs神王→私!?
『どんなこと、報告していたの?』
ずっと、みられていた。
じわじわと底知れぬ恐怖が襲ってくる
「教室で何していたのかとか、体育の授業でできるようになったこととか、お弁当の話とか、面倒事に巻き込まれた回数とか」
そういった、学年が違う奏の知ることができないことだよ。
落ち込んだ声でコウくんは言った
そんなことを、どうして奏くんは知りたがるの・・・?
そんなの、どうでもいいことなのに
『そういうこと、なんで知りたがったのかわかったりする?』
コウくんは、軽く頷いて言葉を続けた