魔王vs神王→私!?
神代くんの行動にひどく驚いた。
でも、神代くんの肌には、それよりももっと驚くものがあった。
『っっ!?・・・なに、それ・・・。』
数え切れないほどの青痣が、背中にもお腹にも腕にも広がっていた
「これに見合った数をお願いします」
「・・・・・・・」
天愛はすぐに目をそらし、走って保健室から出て行ってしまった
そんな天愛とは対照的に私は目をそらせずにいた
全体的に赤く染まり、青くなっているところがたくさん。
本来の人間の肌とは、かけはなれていた。
「どうしたんですか?さっきも言いましたけど、痛いんです。早くしてくださいよ。」
わかっているのに、動かない体。
早く手当てをしなくてはいけないのに。