魔王vs神王→私!?
会話のない食卓
その未来は容易に想像できた
でも、一人じゃない事は、とても安心できた
私は、8時を過ぎてしまったから、何も口に出来ないけど
一緒にいられることが嬉しかった
『・・・自分で課したけど、8時過ぎたらってキツいかも・・・』
今日ばかりは、自分を呪った
折角、二人で食事できたのに、そのチャンスを自分で潰したのだから
きっと私が明日起きた時には、父は居ない
でも、それでいい
すこしの間でも、帰って来てくれるのだから、それでいい
腕によりをかけて作り上げた食事
褒めてもらえない事はわかっている
それでも食べてほしくて、私の成長を知ってほしくて
私は、父を呼びに、部屋へと急いだ