魔王vs神王→私!?
「結莉先輩だって、昨日は夜中の二時まで起きて、部屋の片づけをしていたじゃないですか」
・・・・・・・・・・
なんで、知っているの・・?
ひんやりとしたものが背筋を這った
確かに、いつでも一人暮らしが始められるように、引っ越しには早すぎるとは思うけど
遅くまで部屋の片づけをしていた
しかし、それは2階の、カーテンを閉めた私の部屋
それも、カーテンは、防犯のために、明りが外に漏れにくいことがウリのものを選んだはずだ
私の行動を知れる要素なんて、一つもない
『な・・・なんで知っているの・・?』
「なんでだっていいじゃないですか」
屈託のない、笑顔