魔王vs神王→私!?





 「ふふふっ・・・大事にしますね。」








 傷を、大事に・・・・・?








 意味がわからない







 ・・・吐きそう







 そんな私を無視して、奏くんはやっぱりにこにこと、笑っていて・・・







 「ねえ、結莉先輩?僕、結莉先輩が大好きなんです





 たとえ貴女が、僕を嫌いでも」








 奏くんが言った言葉は、私の心に大きな波紋を作った








 タ ト エ 貴女 ガ 

 僕 ヲ 嫌 イ デ モ








 それは、私の意志を無視するということ






 それは、私は奏くんの愛玩人形になるということ






 私はこれから、どうすればいいのだろう














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