魔王vs神王→私!?
『えっと、はい・・・』
高めの声
やっぱり女の子のような印象を受けた
そんな能天気な私の思考も、つづけられた少年の一言によって止まった
「ようこそ、てんかいへ!!」
て、ん・・・・はい?
天界!?
それはつまり、天国ってことですか!?
『っい、いきなり天界と言われても、死んだ記憶なんてないんですけど・・・』
「あ、そーですか」
なんでそんなに冷静なの!?
まるであたりまえみたいに・・・
いや待って?もしかして、この少年、天使だったりする?
・・・だったら、気に入られなかったら、即地獄行き?
今、天界にいられることに、疑問じゃなくて感謝するところなの・・・?