魔王vs神王→私!?
第三章
ー神代奏sideー
お気に入りとは名ばかりで、実際に気に入った人なんていない
ただの暇つぶし。当然相手に何の感情も持ってなどいない
少し脅して、標準以上の顔の女を傍に置き。
優越感に浸りたいだけ
後々その場ではなにも言わなかった腰抜けどもが僕を6,7人で取り囲み、
力任せに殴りかかってくるが。それこそが、あいつらの嫉妬の証
殴られても、一向に構わない
いつもなら解放されたらまっすぐに帰宅して、ネットサーフィンを楽しむのだが、今日は面倒なことに顔を殴られてしまった
頬が真っ赤に腫れてしまっている中帰るなんて悪目立ちしてしまうし、何より家にはコウがいるからこのままでは絶対帰れない
コウは役立たずのくせに僕に構いすぎなんだよ
本当に面倒くさい奴
コウと、保健室。
その面倒くさい二つを天秤にかけた結果、保健室で氷をもらうことにした