魔王vs神王→私!?



「でも、僕は間違っていません。

ユーリは愛される事を望んだんです

だからこそ僕は、愛した

僕を否定する奴は、みんな、みんな・・・






嫌いですよ」










カナデは、無慈悲に笑いました








次いで、ぼくの頭が、胴体から離れ、落ちる音








・・・・・ああ、ぼくは死ぬんだ。









ユーリ、ごめんなさい







ぼくは貴女を守れませんでした








ぼくはユーリのこと、すっごくすっごく好きでした








この感情は、カナデのコピーなんかではなく。







深夜までぼくの我儘をきいて、トランプゲームをしてくれたこと







一緒に寝た時の温かさ






すべて、一人ではできない事でした








すべて、今までしたことのなかったものでした





優しくて、可愛らしい貴女が






大好きでした
















この言葉は届かないだろうけど・・・




本当に、ありがとう、ユーリ。

















< 223 / 263 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop