魔王vs神王→私!?
第七章
-神代奏side・奏の部屋ー
心配してくれた
可愛いって褒めてもらった
真っ赤になった姿を見た
それだけで、心が弾む
「奏?入ってもいい?」
こんこんとドアがノックされ、続いてコウの声がきこえてくる
いつもなら無視か、怒鳴って追い返すかの二択だが、最近機嫌がいいからよくコウを部屋に入れる
「・・・なに?」
「奏に、今日の報告。今日は一緒にご飯食べた。結莉ちゃんは、」
・・・結莉ちゃん??