土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~


梓「はぁ・・・。やってしまった・・・。不自然だったよね・・・今の・・・。」



そして、部屋に戻り、沖田先輩を探す。




沖田先輩は、見廻りに行ってるようだ。




部屋で待っていると、沖田先輩が帰ってきた。




沖田「あぁ。疲れた!甘いもの食べたい!」




私は、土方さんから貰った包みを見せた。




梓「沖田先輩!これ、土方さんから貰ったんで、一緒に食べましょう!」




沖田先輩は、包みを見るなり、眉を寄せた。




沖田「また、土方さんが“誰かに貰った”物のお裾分け?」




梓「はい!その人、土方さんの好み外してますよね~。」





沖田「まぁね。しかも、神田屋の菓子だ・・・。これって、今、人気でなかなかお目にかかれない物だ・・・。」





梓「そうなんですか!?やった!食べましょう!」




沖田「うん!じゃあ、縁側行こうよ!今日、天気良いし!」




梓「はい!じゃあ、私、お茶を淹れてきますから、先に行ってて下さい!」




私は、お茶を持ち、縁側に行った。
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