土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~




土方「甲陽鎮撫隊の土方です!こちらは、手こずっております!どうか、応援を頂きたい!」





すると、御用聞きはニヤリとした。





何だよ・・・。コイツ・・・。





御用聞き「勝殿から、応援は出せないとのお達しが来ております。」




土方「は?いや・・・勝殿に、直接話を・・・っ。」




御用聞き「お会いするのは、無理です。」





土方「ちょっと待ってくれ!会って話を・・・っ。」




御用聞き「今、それどころではない!」





そう言うと、御用聞きは出て行ってしまった。





確か、2時間で、大敗したと史実に残っていたはず・・・。






俺は、急いで、甲府城に向かった。






土方「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。くそっ!」





着いた頃には、もう、大敗した後だった。



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