土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
気が付くと、江戸時代・・・。
もしかして、島沢が、来てくれたかもしれない・・・。
しかし・・・。
俺の体の黒い痣は、頭部の半分を残して全て黒くなっていた。
土方「はぁ・・・。」
俺は、占い屋に入った。
俺は、最後の時渡りをする。
俺は、自信を少し無くしていた。
好きだと言われても、結局、時渡りをするといないのだ。
どんなに、おなごに声をかけられようとも、なかなか信じられない。
俺の人生は、これで、終わりか・・・?
ボーッと、教室から、運動場を見たとき、一つ下の学年の女子が体育の授業をしていた。
一人、何をやっても、どんくさそうなおなごがいた。
土方「ぷっ。なんだアレ?面白いおなごだな。」
それから、俺は、そのおなごを無意識に探すようになっていた。
2階から見ていると、そのおなごは、ゴミを焼却炉に持って行く。
俺は、それを見つめる。
ドサドサドサッ。
「あーあ・・・。まただ。」
焼却炉にゴミを上手く入れれなかったのかゴミが、散乱している。
土方「どんくせぇ奴。」
佐古田「あれ?沖田!何見てんの?」
ヒョイと俺の見ていたおなごを見る。
佐古田「あー。なんだ。」
土方「知ってるの?」
佐古田「あぁ。2年5組、寺井 梓。普通の子だな。頭は悪いけど、素直で、騙されやすい!よく、おちょくられてるみたいだぞ?」
さすが、佐古田。おなごの辞典だ。
土方「ふーん。」
佐古田「何々?寺井ちゃんに一目惚れ?」
土方「別に、そんなんじゃないけど。」
騙されやすいか・・・。
・・・良いかもしれない!
俺は、慎重に計画を立てた。
もう、失敗は、許されない。