土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
土方「おい!アイツが行きそうな所は?」
沖田「梓が、知ってて、一人で、行ける場所は、少ないです!」
俺は、総司に聞いて、いつもの甘味処へ急いだ。
土方「すまない!おなごのような顔付きの沖田の遣いの坊は来なかったか?」
主人「梓君ですか?いえ、今日は、まだ、みえていませんよ。」
沖田「そうか。もし、来たら、すぐに、屯所に戻るよう伝えてくれ。」
主人「かしこまりました。」
俺は、総司と合流する。
土方「いたか?」
沖田「いません!」
土方「チッ。」
総司は、しばらく、考えていたが、あっと声を上げた。
沖田「土方さんっ!もしかしたら、占い屋を探しに行ったのかもしれません!」
土方「占い屋・・・。だったら、人気のない所・・・。」
平成で、占い屋に来る度、「人気がないから怖い」と言っていたのを思い出す。
沖田「何でそれを?」
俺は、とっさに嘘をつく。
土方「子守りしてるときに聞いた。」
沖田「人気のない所・・・。裏町らへんかな?」
土方「行くぞ!」
沖田「はい!」
俺達は、裏町に急いだ。