土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
裏町に入った、俺らは、別れて、手分けして、探すことにした。
土方「俺は、あっちを探す。」
沖田「では、僕は、こちらを・・・。」
しばらく探してさまよっていると、向こうの方で、声がした。
梓「ありませんっ!私の好きなのは、男です!シンが好きなのっ!」
梓の声だ!
見ると、男に、捕らわれた、梓の首に、刃物が、突きつけられていた。
沖田「今の聞いたでしょ?その子は、男が、好きなんだって!だから、おなごに、手を出すとか、有り得ない!離してもらえる?」
総司は、俺に気付いて、男の気持ちを逆撫でした。
男「どうでもいいんだよっ!そんな事はぁっ!」
総司の思惑通り、男は梓に、刀を振り下ろした。
ザシュ。
ザンッ!
「う゛っ・・・。」
梓「え・・・?」
俺は、後ろから、男を斬った。
目の前で、血を吹き倒れる男・・・。
梓「い・・・っ!嫌あぁぁぁぁ!」
梓の気が動転している。
土方「オイ!うるさい!」
俺は、梓の手を引き、周りが見えないようにして、抱きしめた。
土方「後は、頼む。」
沖田「はいはい。」
そう言って、俺達は、屯所に戻った。