土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
屯所に、急いで戻り、着替えると、近藤さんに付いていた小姓が、呼びに来た。
小姓「土方先生、芹沢先生が、何者かに、襲われました。近藤先生が、八木邸に、呼ばれて、行かれまして、土方先生も、来るようにと・・・。」
土方「あぁ。すぐ行く・・・。」
俺は、暗殺に関わった4人の部屋を回った。
土方「山南さん。ゆっくり休んでくれ。ご苦労だったな。」
山南「いいえ。土方さんは、これから、調べに行かれるので?私は、お言葉に甘えて、休ませて、頂きます。」
土方「あぁ。構わねえよ。」
山南「では・・・。」
そう言って、山南さんは、部屋の襖を閉じた。
土方「原田さん・・・って、もう、寝てる・・・。」
原田さんらしいな。
そして、総司の所へ行くと、総司は、着替えているが、着流しではなく、袴に着替えている。
しかも、怪我をしている。
土方「総司、大丈夫か?もう、休んで構わねえぞ?」
沖田「ははは。大丈夫ですよ。犬を永倉さんに預けてるので、引き取りに行かなきゃ。」
土方「ふっ。まぁ、気をつけていけ。」
沖田「はい。」
そして、俺は、八木邸に戻った。