土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
この場合は、良いんだよな?
芹沢さんの葬儀も無事に終わり、しばらく経った頃・・・。
部屋の外で、梓の声がした。
梓「土方さん、お話しがあるんですが・・・。」
俺は、梓を、部屋に招き入れた。
土方「どうした?」
梓「占い屋を探しに、行きたいんです。お許し貰えませんか?」
土方「総司は?」
梓「ダメだって・・・。だから、土方さんに頼みに来ました!」
土方「ぷっ。そうか・・・。でもなぁ・・・。」
また、変なのに、巻き込まれる可能性がある。
きっと、総司も、それを、危惧しているんだろう。
ただ、梓の気持ちもわかる。
仕方ねぇ。誰か、付けるか。
梓「お願いします!」
土方「わかった。その代わり、誰か、必ず、付き添ってもらえ。誰も、付き添えないときは、その日は、なしだ。わかったか?」
梓の目が、キラキラする。
梓「ありがとうございます!」
土方「数日、待て。隊務の関係もあるしな。」
梓「はい!」
梓は、嬉しそうに、部屋を出て行った。