土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
俺は、なるべく、幹部を付けることにした。
沖田「これって、何なんですか?まるで、どこかの姫様扱いじゃないですか?」
土方「一人で行かせて、また、変なのに巻き込まれる方が、厄介だろ?」
沖田「そうですけど・・・。」
原田「俺は、良いぜ。梓との店探しの時は、隊務も休みみたいだしよぉ。」
沖田「きっと、隊務の方が、マシですよ。」
永倉「梓が他の男と、逢瀬するのが、嫌なんだろ?」
沖田「お・・・っ!逢瀬って!違いますしっ!あんなのが逢瀬の相手とか無いでしょ?散歩ですよ。散歩!」
藤堂「強がっちゃって~!なんか、いっつも、沖田さんに、おちょくられてるから、やりかえすの、楽しい!」
近藤「総司、お前、少し変わったなぁ。」
確かに、総司は、梓に出逢って、変わった・・・。
弟分である総司が、良い意味で変わる事は、嬉しいと思うが・・・。
なんで、梓なんだよ・・・。
俺は、苦しくなっていく胸を押さえた。