土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~




俺は、なるべく、幹部を付けることにした。




沖田「これって、何なんですか?まるで、どこかの姫様扱いじゃないですか?」




土方「一人で行かせて、また、変なのに巻き込まれる方が、厄介だろ?」




沖田「そうですけど・・・。」




原田「俺は、良いぜ。梓との店探しの時は、隊務も休みみたいだしよぉ。」





沖田「きっと、隊務の方が、マシですよ。」




永倉「梓が他の男と、逢瀬するのが、嫌なんだろ?」




沖田「お・・・っ!逢瀬って!違いますしっ!あんなのが逢瀬の相手とか無いでしょ?散歩ですよ。散歩!」




藤堂「強がっちゃって~!なんか、いっつも、沖田さんに、おちょくられてるから、やりかえすの、楽しい!」





近藤「総司、お前、少し変わったなぁ。」




確かに、総司は、梓に出逢って、変わった・・・。




弟分である総司が、良い意味で変わる事は、嬉しいと思うが・・・。




なんで、梓なんだよ・・・。




俺は、苦しくなっていく胸を押さえた。




< 57 / 121 >

この作品をシェア

pagetop