土方歳三と運命の人~沖田総司と運命の駄犬 番外編~
ある空き家の中から、声がした。
土方「俺は、あっちから、回り込む。」
沖田「はい。」
すると、裏口に着く間に、総司の声がした。
土方「チッ。あいつ・・・。一人で、また、行きやがった・・・。」
俺が、家に入ると、もう、戦闘が、始まっていた。
「ヤァッ!」
ザシュ!
「う゛。」
俺も、刀を抜いた。
次々と斬り倒す。
大方、終わった後、刀を鞘にしまい、怯えてる梓に駆け寄る。
梓の着物は乱れていた。
俺は、梓の着物の合わせを綺麗に整えた。
土方「梓・・・。大丈夫か?」
怯えながら、目に、涙を溜めて頷く梓。
俺は、安心させるように、梓を抱きしめた。
土方「総司・・・。後、頼んだぞ。」
沖田「えぇ!?またぁ?」
土方「当たり前だ。」
沖田「はぁ・・・。はいはい。じゃあ、応援、寄越して貰えますか?」
土方「あぁ。わかった。」
俺は、梓を抱きしめて、外に出て、歩くと、寄ってきた隊士に指示を出した。