イジワル王子を拾いました。


私はまた、赤くなった顔を隠すように慌てて家を出た。


もう。慈侑くん、抱きしめすぎだよ…。


あれが普通なのかな…。
これから一緒に暮らすのにどうしよ〜。

そういえば…


いつまで一緒に住むんだろう。



私は少し疑問を抱えながら学校へと走った。



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