貴公子?いいえ、俺様男です
今朝は、余裕な態度をつらぬいた俺だが、心の中は焦りまくっていた。

草食系を決め込んでるとはいえ、間近で見て触れた里菜ちゃんは、ふわりと甘い香りがした。

無意識に触れていた身体は柔らかく、ずっと触れていたいと思ってしまったんだ

けれど、軽はずみなことはしたくない。

大切な存在。これからも、けっして変わらない。


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