貴公子?いいえ、俺様男です
すっかり、いつもの調子を取り戻した里菜ちゃんと、哲学の道を歩く。
ここは、紅葉の秋も良いが、桜の季節はそれは見事だ。
川に沿って歩いて行くと、銀閣寺が見えてきた。
俺は、銀閣寺の簡素な佇まいが好きだ。
庭園も起伏があり、ちょっとした遠足気分だ。
「なあ、あの棒は何だ?」
さっきから、みんな1メートル程の棒を持って歩いてる。
「棒?…アレは自撮り棒ですよ?
写真を撮る時に、誰かにシャッターを頼まなくても済むんです」
「へえー、俺たちは持ってないから…
すみませーーん!シャッター押してもらえます?」
おばさま三人組に話しかける。
「里菜ちゃん!こっち…」
ぐいっと、里菜ちゃんの腕を引き、写真におさまる。
ツーショット写真を手に入れた。
ここは、紅葉の秋も良いが、桜の季節はそれは見事だ。
川に沿って歩いて行くと、銀閣寺が見えてきた。
俺は、銀閣寺の簡素な佇まいが好きだ。
庭園も起伏があり、ちょっとした遠足気分だ。
「なあ、あの棒は何だ?」
さっきから、みんな1メートル程の棒を持って歩いてる。
「棒?…アレは自撮り棒ですよ?
写真を撮る時に、誰かにシャッターを頼まなくても済むんです」
「へえー、俺たちは持ってないから…
すみませーーん!シャッター押してもらえます?」
おばさま三人組に話しかける。
「里菜ちゃん!こっち…」
ぐいっと、里菜ちゃんの腕を引き、写真におさまる。
ツーショット写真を手に入れた。