貴公子?いいえ、俺様男です
2月の都ちゃんの誕生日。彼女と葵の結婚式だ。
結局、俺は彼女に想いを伝えることは出来ず、振られる手前で失恋した。
彼女に近づくことは叶わなかったが、葵と付き合ううちに、彼女の表情がどんどん柔らかくなっていった。
葵に愛されることで、元からの美しさに加え、彼女の魅力が増していった。
幸せそうな彼女を見てると、俺も嬉しくなる。
大樹に言ったことは本心だ。
これから、義兄として、ずーっと都ちゃんのそばにいられるんだ。
思わず笑みが漏れる。
ジャリ…
「その微笑みの方が素敵ですよ」
結局、俺は彼女に想いを伝えることは出来ず、振られる手前で失恋した。
彼女に近づくことは叶わなかったが、葵と付き合ううちに、彼女の表情がどんどん柔らかくなっていった。
葵に愛されることで、元からの美しさに加え、彼女の魅力が増していった。
幸せそうな彼女を見てると、俺も嬉しくなる。
大樹に言ったことは本心だ。
これから、義兄として、ずーっと都ちゃんのそばにいられるんだ。
思わず笑みが漏れる。
ジャリ…
「その微笑みの方が素敵ですよ」