貴公子?いいえ、俺様男です
「おい、前から思ってたんだけど、どうして都ちゃんと話す時は貴公子バージョンなんだ?」
さっきの都ちゃんと俺の会話を聞いていた瑛二が投げかける。
「本当よね〜
カッコつけてないで、素の先生で接したらいいのにね〜」
と、今まで黙々と料理を食べていた上田さんがズケズケ言ってくる。
「なんとなく、フラワーアレンジで関わる人たちには、フローリスト シュウとして接した方がいいかと思って」
そうしないと、都ちゃんへの気持ちがだだ漏れしそうだったから。
「ふーん。だからいつまでも壁があるんだ。彼女との間に。
仮面を被ったお前しか見せてないだろ?」
更に俺に近づいた瑛二が小声で言う。
「そうかもな〜
でも、これでいいんだ。俺は」
「道を外れるなよ?」
ニヤリと口角を上げて、瑛二が笑う。
さっきの都ちゃんと俺の会話を聞いていた瑛二が投げかける。
「本当よね〜
カッコつけてないで、素の先生で接したらいいのにね〜」
と、今まで黙々と料理を食べていた上田さんがズケズケ言ってくる。
「なんとなく、フラワーアレンジで関わる人たちには、フローリスト シュウとして接した方がいいかと思って」
そうしないと、都ちゃんへの気持ちがだだ漏れしそうだったから。
「ふーん。だからいつまでも壁があるんだ。彼女との間に。
仮面を被ったお前しか見せてないだろ?」
更に俺に近づいた瑛二が小声で言う。
「そうかもな〜
でも、これでいいんだ。俺は」
「道を外れるなよ?」
ニヤリと口角を上げて、瑛二が笑う。