強引な次期社長に独り占めされてます!
「可南子の事だから、昔いじめられていた事を引きずってるんでしょ? あの当時は確かに横にふくよかだったけど、今はちょうどいいじゃないの」
確かに、昔と身長は変わらないけど、体重は半分になっている。
だからと言って、言われ続けた言葉や受け続けた態度が変わるはずもなくて……。
「こんなたくさん会社の人がいる前で、顔を晒すなんて出来ない」
「どーせ、部署ごちゃ混ぜで誰が誰だかわからないって。でも、そう言うなら芽依さんに任せなさい」
手を繋がれて、ぐいぐい化粧室に連れ込まれた。
「ちょ……ちょっと?」
芽依? 何を考えているの?
「きっとあんたの事だから、そんな事だろうと思ってたんだよね。いいから任せなさい」
「わぷっ」
いきなり芽依は化粧品を取り出し、顔をパフを叩かれて目を閉じた。
「魔女なら魔女らしく、せっかくのボディラインを隠すのはもったいないし、妖艶な魔女を狙いましょ」
「ちょ……やだってば、芽依!」
「口開けてると、パウダー入るよ。メイク担当に任せなさいって」
そうして半ば無理矢理、芽依に化粧をされてしまった。
確かに、昔と身長は変わらないけど、体重は半分になっている。
だからと言って、言われ続けた言葉や受け続けた態度が変わるはずもなくて……。
「こんなたくさん会社の人がいる前で、顔を晒すなんて出来ない」
「どーせ、部署ごちゃ混ぜで誰が誰だかわからないって。でも、そう言うなら芽依さんに任せなさい」
手を繋がれて、ぐいぐい化粧室に連れ込まれた。
「ちょ……ちょっと?」
芽依? 何を考えているの?
「きっとあんたの事だから、そんな事だろうと思ってたんだよね。いいから任せなさい」
「わぷっ」
いきなり芽依は化粧品を取り出し、顔をパフを叩かれて目を閉じた。
「魔女なら魔女らしく、せっかくのボディラインを隠すのはもったいないし、妖艶な魔女を狙いましょ」
「ちょ……やだってば、芽依!」
「口開けてると、パウダー入るよ。メイク担当に任せなさいって」
そうして半ば無理矢理、芽依に化粧をされてしまった。