君を想う【実話】
「海斗っ!」
瑠奈は海斗に飛び付く
「どうした?」
「海斗がいなくなったから探してた」
瑠奈は安心して、海斗から離れる
「これ買ったら、でかすぎて店内にいれなくなったんだよ」
海斗の指差す先には、あの大きなぬいぐるみ
「どうしたの!?」
「..瑠奈好きそうだなーって思って」
海斗は照れ臭そうにぬいぐるみを差し出す
「瑠奈に買ってくれたの?」
「おう」
いつもの優しい笑顔
「海斗、大好きっ!!」
再び海斗に飛び付くと、今度は瑠奈をしっかり抱き締めた
「大好きとかいうなよ..」
消えそうな声
あまりにも自然にでた"大好き"という言葉
瑠奈自身、驚いていた