君を想う【実話】
「瑠奈、俺は今でもお前が好きだよ」
智也の手が瑠奈に触れる
「瑠奈も..智也が好き」
再び二人の唇が重なりあい、深いキスへと落ちていく
海斗を裏切って最低だってわかってる
それでも心は
体は
智也を求める―..
「久しぶりだな..」
二人はベッドに流れ、互いの体に触れ合う
「んっ..ともゃ..ぁっ..」
気持ちを確かめあうように、二人は激しく求めあった
何度も何度も..
行為が終わる頃には、もう朝日が顔を出していた
「瑠奈、帰るのか?」
身支度を整える瑠奈の腕を掴み、智也は不安そうに聞く
「戻ってくる準備しなくちゃ」
そう言って笑うと、安心したように瑠奈を抱き締める
「待ってるからな」
「うん、またね」
キスを交わし、智也の元を後にする
瑠奈は戻る
海斗の元へ―
瑠奈の答えを伝えに..