君を想う【実話】
§第20章..喪失§
短い間、いっぱいお世話になったみんなに何度もお礼を告げた



「がんばれよ!」



どんな時も背中を押してくれた大切な人達





瑠奈は、この学校に智也への気持ちを置いていくことに決めた..





どんなに想いあっても




想いあえばあうほど




お互いを苦しめる




自分を責め続けてしまう




きっと、智也も同じ





"今までありがとう"





終わりを示す言葉





お互い別々の道をいく





瑠奈はもう大丈夫





智也にこんなに愛されてたんだから―





智也をこんなに愛してたんだから―..











後日、尚輝から智也はお父さんの会社を継ぐために、大工としてがんばっていることを聞いた





瑠奈はというと、喪失感が未だに抜けない..





仕事は先輩の紹介で、夜の仕事を始めていた





少しずつ前に進もう―







そんな矢先に、君に出会った..







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