君を想う【実話】
次の日も変わらずに、朝から病院へ向かう
「とーもーやっ!」
ただ一つ、いつもと違うのは..
智也が笑顔で待っていること
「よぉ!はぇーなっ」
智也は自分の横をポンポンと叩いて、瑠奈を呼ぶ
そこに飛び込むように座ってニコニコする瑠奈に、智也は吹き出した
「犬みてぇ..笑」
「なにそれ!ひどいしっ」
拗ねたフリをして、瑠奈は背を向ける
「可愛いってことだよ」
智也がその背中を優しく抱き締めた
「今日、退院祝いやるみたいだね!」
高鳴る鼓動をごまかすように、大きな声をだす
「退院早々かよ〜」
うなだれる声とは裏腹に、智也は嬉しそうに笑顔を浮かべた
「昼過ぎには帰れるんでしょ?」
「おぅ。美華の車で迎えくるって」
今日はみんな気を利かせてくれたのか、迎えがくるまで二人きり
幸せだな..
ふと花瓶を見ると、昨日のお花が不器用に飾られている
「これ智也がやったでしょ〜笑」
あまりの不器用な生けかたに思わず笑ってしまった
「うるせぇー」
智也は赤くなった顔を隠すように、瑠奈の背中に顔を埋める
「とーもーやっ!」
ただ一つ、いつもと違うのは..
智也が笑顔で待っていること
「よぉ!はぇーなっ」
智也は自分の横をポンポンと叩いて、瑠奈を呼ぶ
そこに飛び込むように座ってニコニコする瑠奈に、智也は吹き出した
「犬みてぇ..笑」
「なにそれ!ひどいしっ」
拗ねたフリをして、瑠奈は背を向ける
「可愛いってことだよ」
智也がその背中を優しく抱き締めた
「今日、退院祝いやるみたいだね!」
高鳴る鼓動をごまかすように、大きな声をだす
「退院早々かよ〜」
うなだれる声とは裏腹に、智也は嬉しそうに笑顔を浮かべた
「昼過ぎには帰れるんでしょ?」
「おぅ。美華の車で迎えくるって」
今日はみんな気を利かせてくれたのか、迎えがくるまで二人きり
幸せだな..
ふと花瓶を見ると、昨日のお花が不器用に飾られている
「これ智也がやったでしょ〜笑」
あまりの不器用な生けかたに思わず笑ってしまった
「うるせぇー」
智也は赤くなった顔を隠すように、瑠奈の背中に顔を埋める